★各それぞれの痔の治療方法★
痔には、『いぼ痔』・『切れ痔』・『あな痔』の種類があります!
それぞれの種類の治療方法を下記に書きます。
A:『いぼ痔』について・・・
出血が主な症状のいぼ痔の初期では、軟膏や座薬を使っていぼ痔のむくみを抑えます。
出血するようであれば、注射硬化療法が良いでしょう。
排便時にいぼ痔が肛門外に出るのを自覚しますが、自然にいぼ痔が肛門内に戻る段階では、軟膏や座薬を使っていぼ痔のむくみを抑えるとともに肛門外へのいぼ痔がそんなに出ない場合は、『ALTA療法(ジオン注)』や『ゴム輪結紮術』が有効です。
その次の段階、つまり排便時に脱出したいぼ痔を指で押し戻すようになり、脱出したいぼ痔は自然に戻らなくなった段階では、ALTA療法(ジオン注)という治療過去に治療歴があり改善されていない場合や経過が長い例は痔核根本手術、PPHを行います。
ただ、身体状況が悪い場合に出血に対しては注射硬化療法脱出に対してはゴム輪結紮術を選択する場合があるので、気をつけましょう!
B:『切れ痔』について・・・
切れ痔の薬には、傷の治癒に妨げとなるステロイド剤を含まず、かつ鎮痛効果がある成分をじゅうぶんに配合している軟膏系座薬の使用が適しています。
これらの成分を配合した軟膏系座剤に、ボラギノールM軟膏(武田)があります。
新レックH軟膏は、麻酔用安息香酸エチルや塩酸プロカイン、アラントインを配合しています。
ドルマイン痔軟膏(ゼリア)は、麻酔薬と止血作用がある塩酸エフェドリンを配合しています。
また、ビタミンEには、血流を促進したり、傷の修復を早めたりする効果があります。
肛門の血流を改善する効果と、傷の治りを促進する効果が期待できるので、座薬と併用して服用するとよいです。
切れ痔は、長年にわたって進行した結果です。肛門に潰瘍やイボ、ポリープができ、いずれも非常に治りにくい状態になっています。それらが排便のたびに引っぱられて裂けるという悪循環に陥っていますので、便通を改善したり、座薬を使用したりしても症状の改善は望めません。
必ず肛門の専門医の治療を受けるようにしましょう!
C:『あな痔』について・・・
痔瘻はお尻の炎症が原因なので、これをしずめるためには患部を冷やします。うつぶせに寝て、お尻の上にタオルをおき、その上に氷のうやアイスノンなどをのせてくるみ、熱をもった部位を冷やして下さい!
あな痔は、高熱が出て、局所も腫れて耐えがたい痛みがあるので、早く切開してウミを出すことが必要です。
ただし、膿瘍や座骨直腸窩膿瘍の場合は、入院して、腰椎麻酔をして切開手術をすることが必要なケースもあります。いったん切開すると症状は楽になります。しかし、これは一時的な処置で、再びウミがたまってくることがあるし、あな痔へ進むことがあります。
また、切開の手術は、痔瘻が赤く腫れて痛みがあり、熱を持つことがあります。
その場合、局所麻酔をかけて外来でウミを出します。
しかし、一時的な処置で、再び切開が必要になることがあります。ただし、痔瘻のトンネルが浅い場合、切開をくり返しているうちに自然に治ることもあります
痔は、
とにかく、お尻の穴に負担をかけないことが重要です。
ですから、便秘・下痢をしないように、腰は冷やさないようにして、おしりは清潔にしましょう。スポーツによるいきみもほどほどしましょう!
また、長時間の排便,強くいきむ(息を込めて腹を張る)事、長時間の座る・立つ、刺激物(辛い物・アルコール)、喫煙、ストレスになることはしないようにしましょう。
いぼ痔にならないためには、入浴,運動は毎日し、水分・食物繊維をしっかりとりましょう。
それからいぼ痔になってしまったら、早めに病院に相談しましょうね。
それと、円座クッションは普通に座れるのがとっても嬉しいです。1つ購入しておくと重宝しますよ。